工事実績（放送大学学園 様)

千葉市美浜区にある放送大学学園さまの高圧受変電設備の更新と非常用自家発電設備を更新する工事を施工いたしました。それに伴い中央監視設備の改修と火災報知設備と消火設備の改修も行いました。 こちらの施設は2回線受電をしています。1系統ずつ切り替えて受変電設備の更新を順次行いました。 メインの受変電設備はキュービクル式受変電設備ですが、そこから送られる変電施設が敷地内にあり、そちらは開放型の変電設備（オープン変電）となります。オープン変電はフレームパイプやクランプなどの鋼材を使ってフレームを組み立て、その内部に変圧器や開閉器、配電盤などを取り付けます。メリットとして、機器が露出していることから目視点検やメンテナンスがしやすく、スペースに余裕があれば機器の増設や更新を容易に行うことができるとされています。近年はキュービクル式（閉鎖型受変電設備）の受変電設備が多くなっていますが、大容量の電力を必要とする施設などでは将来の拡張性にも対応できる選択肢としてオープン変電が採用されています。