電気工事・空調工事を中心にあらゆる設備工事を
安心とともに提供する、フィデス株式会社(千葉県)

FIDESレター

今回は優良建設工事表彰受賞の他、LED照明器具のリニューアルについて特集します。-FIDESレター【2021年2月号】

FIDESレター 2021年2月号

千葉県優良建設工事を受賞しました!

令和元年度に完成した千葉県発注の建設工事の中から、特に優良と認められた工事が選ばれる『千葉県優良建設工事』を受賞しました。弊社は、優良建設工事の対象として、『千葉県総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修電気設備工事』が表彰されました。このような大変名誉ある受賞を励みに、今後も信頼を得る誠実な施工に努め、より良い街づくりに貢献していきたい所存でございます。今後ともフィデス株式会社を宜しくお願い申し上げます。

LED照明器具リニューアルのおすすめ

水銀に関する水俣条約とは

水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。2013年10月10日、水銀による汚染防止を目指した『水銀に関する水俣条約』が、国連環境計画の外交会議で採択・署名されました。これにより一般照明用の高圧水銀灯については、水銀含有量に関係なく、製造、輸出又は輸入が2021年から禁止となりました。

水銀ランプはこんなタイプの照明器具に使われています

メーカー各社が水銀ランプの生産を終了しています

LED照明器具への取替をおすすめします!

LED照明器具のメリット

スイッチオンですぐに点灯!

水銀灯は消灯後、再点灯するまでに10~20分程高熱になったランプ内部を冷やす時間を待つ必要があります。LED照明はスイッチオンですぐに明るくなるので、こまめに消すことができ、益々の省エネ効果が期待できます。

長寿命光源でメンテナンスの経費を大幅削減!

水銀灯ランプの寿命は、一般的に6,000 ~ 12,000時間と言われており、年間3,000時間の点灯だと約2~4年で交換の周期となります。照明器具が高所に設置されている場合は交換の都度、高所作業車や仮設足場が必要となり、メンテナンス費用も嵩みます。LED照明器具は、ランプ交換の必要なく、60,000時間点灯と長寿命の為、経費を抑えることができます。

※器具効率と保守率を考慮し比較した際の表現です。

ランプ交換だけのLED化にご注意!

ランプに寿命があるように照明器具本体にも寿命があります。器具寿命の目安は8~10年とされています。寿命を過ぎた照明器具は外観だけでは判断できない器具の劣化が進んでいます。例えば、器具内の安定器が絶縁劣化によって発煙する事故や、コイルの異常発熱による断線、コンデンサケースの破損など、様々なケースが報告されています。

また照明器具の省エネ性能も昔より大きく向上しているため、照明器具ごと交換することで大きな省エネ効果を得られます。お使いの器具の使用年数を確認のうえ、適正交換時期を意識したリニューアルを進めましょう。

フリートーク・コラム「新型コロナウィルスへの対応」

Fides Freetalk Formation

新型コロナウイルスの感染が猛威を振るっておりますが、いつまで続くのでしょうか?少し前は、マスクをしている人は、風邪をひいているか風邪予防の方でしたが、現在は、どこを見渡しても、皆マスクを着用しています。初めは、違和感がありましたが、今では、これが普通でマスクを着けていないと入れない施設や飲食店がほとんどになりました。

一時期、マスクやアルコール消毒液が品薄になり、手に入りづらい時期もありました。スマホ等で容易に情報が得られるのですが、情報量が多く混乱し、高値で売買されたりしていましたが、すぐに供給体制が整い、安価でどこでも買えるようになりました。仕事では、ソーシャルディスタンスを取りながら、リモート会議やメール・電話等が多くなりました。不慣れなリモート会議で戸惑いもありましたが、移動時間が削減され労働時間短縮にもなるので、参加しやすく便利だと感じました。

ポジティブに考えると、新型コロナウイルスにより、マスク着用・手洗い・手指の除菌が当たり前になったことで、自分や周りでも風邪をひいている人・インフルエンザにかかっている人をあまり見かけません。幼い頃、親や学校の先生が「外出したら、手洗い・うがいをしなさい」と言ってたことを思い出しました。こういう小さなことでも、基本的なことが大切で健康維持につながるのだと思います。これを仕事に置き換えると、基本的なことを守っていくことで安心・安全が生まれ、御客様に快適な設備、協力業者様にも快適な作業場所ができます。これからも、初心を忘れずコロナに向き合っていこうと強く思いました。

今月の担当は…

大網サテライト チームリーダー 花﨑 茂雄

それってドーシテ?「ワイシャツのドーシテ?」

代表取締役社長 細矢 充

コロナ禍より長く厳しい戦い!~やればできる!脱炭素社会~

この年末年始フィデスでは14日間の長期休暇を頂いた。そう決断するには勇気が必要だった。お客様にご迷惑をおかけするのではとの不安もあったが、年末のご挨拶に伺い「政府の方針でもあるので、我社の仕事初めは1月12日とし、時節柄、新年のご挨拶も自粛させて頂きます。」とお伝えしたところ、多くのお客様から賛同を頂いた。コロナ禍に乗じてはしまったが『やればできる!』。我社にとっても、我が人生においても、初めての長期休暇の誕生であった。何処にも出かけられない長期休暇の過ごし方に戸惑いもあったが、今後の人生にとっては有意義な決断であったと思う。

昨年、還暦を機に終活の手始めとして生前戒名を授かった。その際に菩提寺のご住職に今までの人生を伝えたのだが、その大半が仕事の話となった。仕事には責任がつきまとい困難を極めることもあったが、振り返ってみると苦労したことや辛いことさえ、楽しい思い出になるのが不思議である。光陰矢の如し、振り返った六十年の歳月は思いのほか早く、これからの余生を徒や疎かには出来ないと焦る気持ちも覚えた。コロナ禍による静かな正月休みにエンディングノートへ思いを巡らせながら、夫婦で旅行もしたい、趣味も深めたいなど、当たり前の欲求もあったが、一方では仕事の緊張感やプレッシャーを求めている自分がいることに気付く。健康な限り働いていたい。『働くこと』と『生きること』は切り離して考えられないことにも気付いた。今や人生100年時代。心身ともに健康であればいつまでも働けるし、そこに夢や活力を得られれば充実した人生を全うできる。

しかし今、コロナ感染症の急拡大は、命の“重さ”だけではなく、命の“儚さ”について改めて考えさせられる機会となった。感染のリスクもさることながら、景気低迷から職場を失い、絶望感から自ら生命を絶つ人もいると聞くと、他人事ではなく、一経営者として社員の働く場を守らねばという思いが強くなる。コロナウイルスの猛威により世界中の人々の命が危険に晒され、歓迎すべき事などひとつもないのだが、コロナの副産物と言って良いのか、温室効果ガスが大幅に減少したそうだ。感染拡大防止でロックダウンされ、世界の経済活動が止まり、温室効果ガスの排出量が激減したのだろう。コロナ禍がもたらした数少ない恩恵の一つである。しかしこれも一時的なものであり、中国などではコロナ禍による損失を補填する為に、環境を無視して金儲けに走り、大気汚染は既にリバウンドしてしまっていると聞く。人が生きる為の経済的基盤は必要不可欠ではあるが、これまで当たり前に浪費して来た大地の恩恵に今、崩壊の危機が迫り、この先数年が人類にとって大きなターニングポイントとなると言われている

温暖化は地球規模の課題であり、一説によれば、新型コロナウイルスの発生も地球温暖化に起因しているとも言われ、温暖化が様々なトリガーとなって未曾有の災害や禍を巻き起こしている事実は否定できない。もう待ったなし、「脱炭素社会の達成」なくして人類の存続はありえない。人間の身体はもうこれ以上の気温上昇に順応することが出来ないだろうし、何もしないと本当に“ゆでガエル”になってしまう。地球温暖化の取り組みはコロナ以上に長く厳しい戦いになることを覚悟しなければならないだろう。今を生きる我々にとって、美しい地球を美しいまま次世代に継承することが使命であり責務でもある。

再生可能エネルギーの急速な普及も、東日本大震災による原発事故が端緒となって国民の意識が高まり、社会が、国が動いた。同様に、このコロナ禍が脱炭素社会への大きな社会構造の転換を後押しするのではないだろうか。コロナ禍により産み出されたテレワーク、テレビ会議、外出制限、終電の繰り上げなどニューノーマルな働き方や生活方式が、地球環境保護にも大きく貢献し始めている。今からでも決して遅くはない。一人ひとりが限られたエネルギー資源や自然環境を意識し、知恵を絞ればまだ間に合うはずだ。もうこれ以上、物の豊かさは求めない、『脱炭素社会!やればできる!』と自分の終活計画にこう書き加えた。

hosoya
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