FIDESレター 2021年4月号
第72期 新年度のご挨拶 “しんらい放任主義”が、フィデスのこれからの『理念経営』です。
今年もフィデスの“しんらい桜”は見事に花を咲かせ、新しい期の出発を祝ってくれています。
お客様や社員、協力会の皆様のお陰で無事に第72期を迎えることが出来ました。改めて心から御礼申し上げます。
今期の経営計画を成功させるキーワードの一つに“放任主義”を掲げました。毎週開催される社員が自由に意見交換をする場、“フィデスカフェ ”で「自由な働き方」について話し合っていたら「働く上では当然だけど、社内規定など沢山あるルールは面倒だよね」「でも、絶対やってはいけないルールやモラルもあるでしょ」「それって社会人として、大人としての常識じゃない」「その常識をベースに自由自在に働ければ、成果もモチベーションも上がるんじゃない」「良い意味での放任かな」「その常識ってフィデスで言えば経営計画書だよね」とのやり取りに心が震えました。
我が社の経営計画書には、経営理念『信頼』『改革』『人間尊重』を価値観とし、『顧客第一主義』と『環境整備』を徹底すれば『社員は必ず幸せになれる』との方針が貫かれているのです。この価値観を共有しようと30年もの間、お経のように毎朝全社員で読み込んで来ましたので、ある意味全ての社員の心にも、身体にまでも浸み込んでいるのだと嬉しく感じました。毎年、価値観はどこまで共有されているのか、社員は一体どこに満足しているのか、経営方針はどこまで浸透しているのか、ビジョンは、お客様のことは、働く環境は、やりがいや働きがいは、など20項目について社員の意識を調査し、“社員満足度”の指標を確認しています。直近の調査結果では、社員満足度が大幅に向上して来ました。その要因としてコロナ禍による社会情勢の大きな変化もあるのでしょうが、長年培って来た『時間に対する意識改革』と『価値観の共有』が華開いたと思われます。あれほど苦労してきた残業問題についても、代休取得の推進やノー残業Dayなど様々な対策を講じながらも定着せず、長時間労働は中々改善されませんでした。就業時間内はお客様のために!社内の検討会やチーム会議は時間外に!という、それまでのフィデスの常識を覆し、全ての仕事を就業時間内に、との意識改革を進めることで超過労働時間は減少傾向にありました。そして、ついに今年のお正月は、なんと創業以来初の、2週間もの“正月休み”を頂くことができたのです。やれば、できるのです。決してお客様へのサービスを低下させたわけではなく、お客様の声アンケートや工事成績評点においても高いレベルの評価を頂いておりますので、どうかご安心ください。しかもこの状況下ながら、前期は売上高、利益額共に過去最高を記録できました。
もう一つの要因としては、現場への直行直帰やテレワークなど、一人ひとりの自主性に任せる“放任主義”を徐々に導入し始めたことにあります。不思議なことに会議の出席率が向上し、社内行事の重要性の理解も高まり、価値観の共有が顕著になってきました。結果、やり甲斐や働き甲斐を感じてモチベーションが上がり、お客様にご提供するサービスも向上してきたのです。そこで今期はただ放任するのではなく、価値観を共有する自律した社員を“信頼”し、されているから“放任”する“しんらい放任主義”を本格的に採り入れようと思います。時差出勤やフレックス制などを導入して自己を律し、フレキシブルによりダイナミックに、そしてより楽しく働いて高いパフォーマンスを生み出せれば、フィデスが目指す“わくわく創造Company”の実現も夢ではありません。お客様のご都合に合わせた多様な働き方を自分で組み立て、社員一人ひとりが自身のライフスタイルを創りだす新しい、高いレベルの『お客様第一主義』に昇華させ、楽しく働くことを追求すれば、更に豊かな人生を歩めると信じます。
今期のキーワードである“しんらい放任主義”を導き出した社員の豊かな発想力と価値観の高さ、そして誠実な自主自律心をベースとして『理念経営』へと高めます。そして、新たなフィデスのスタンダードを創り上げ、お客様や関係会社の皆様に新しいValue・価値を、今までにない高品質な商品とサービスをご提供することをお約束いたします。
フィデスの『理念経営』にどうかご理解とご期待を頂き、何卒、これからもフィデスをご愛顧頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。
フィデス株式会社
社長 細矢 充
社員一同
春の防犯対策!トラブルを防ぐ 防犯・監視カメラ
防犯カメラ・監視カメラとは
テレビや新聞などでも同じような意味で使われることが多い防犯カメラと監視カメラですが、実際には、使用目的や設置場所が異なります。カメラを選ぶ際には、設置する施設や場所・目的などに応じて適切な機能を持ったものを選択することが重要です。防犯・監視カメラそのものによる犯罪抑止効果や、警察の捜査において防犯・監視カメラ等の画像や映像は大きな証拠となり、必要不可欠な情報となっています。町内会などが設置する防犯カメラに補助金を出している全国の自治体も増えてきています。
防犯・監視カメラシステムの 機材構成
防犯・監視カメラの機材構成は大きく分けて、カメラ本体と録画機(DVR・デジタルレコーダー)、映像を映し出 すモニターの3つの構成になります。
防犯・監視カメラの形状と特徴
防犯カメラと監視カメラを設置する際に戸惑うのがカメラの形状です。防犯・監視カメラには様々な形状の種類があり、それぞれ効果が違うので、目的に応じて選定する必要があります。
防犯・監視カメラの設置で新型コロナウィルス対策に?
フリートーク・コラム「『煽られ屋』にご注意」
Fides Freetalk Formation
最近『煽り運転』がよく報道され、厳しく処罰する様に法の整備まで行われた事は皆さんご存知だと思う。危険で迷惑な煽り行為が厳罰化されるのはありがたいが、それに便乗した悪質な輩も居る事をご存じだろうか。中には遭遇した事が有る人も居ると思う。
その輩の多くは車の前後左右にカメラを幾つも取り付け、法定速度丁度かやや遅い位で走ったり、高速道路の追い越し車線を80キロ程で走り続けたりする。彼らは『煽り運転に遭った動画』を撮りたいのだ。動画サイトへの投稿が目的だと思っていたが…。
先日、常磐道のトンネル連続区間を走行中、追い越し車線をゆっくり走る車の後ろになった。リヤウィンドウにはカメラが確認できる。煽られたと投稿されても面倒なので車間を保ちつつ追走するが、一向に走行車線に戻らない。もしかして本当に気づいていないのかと思い、パッシングしてみると、更に速度を落とした。左抜きも考え物なのでそのまま走って、降りるインターが近づいたので走行車線に戻ると前走車も同時に走行車線に入った。追い越し車線に戻り追い越すと、運転者はスマホをハンドルの上に構えてこちらを撮影している。インターを出て最初のコンビニまでスマホを構えたまま付いて来て、Uターンしていった。
そして数日後、なんと警察から電話があった。煽り運転に遭ったと言って動画を提出し、私の事を訴え出た輩が居るというのだ。しかし警察官は私に「最初に言っておきますが、あなたの運転に煽り行為は見受けられませんでした」と言った。話を聞くと、訴え出た輩は最初から「煽り運転は免許取り消しなんですよね!」と楽しそうで、とても被害者とは思えない感じだったという。動画を確認した警察官はその輩に「この動画は煽り運転に遭った動画ではありません。あなたの妨害運転の動画です。」と言って、厳重注意をしてくれたという。今回は馬鹿な輩が墓穴を掘り怒られに行っただけで済んだが、もしも妨害行為に腹を立てて煽りと判断される事をしていれば事態は面倒な事となっていたであろう。
警察官の話では、最近は他人の一時不停止や駐車違反等の画像や動画を提出し、「捕まえてくれ」と言うのが増えていると言う。当事者が特定できる限り警察としては一応連絡せざるを得ないと言うが、被害者が居ない限り、また悪質で無い限りそれがきっかけでの検挙は有り得無いと言うので安心した。本当に嫌な世の中になったものである。
警察に聞いた妨害運転に遭った時の対処。
①高速道路では左抜きは絶対にしない
②警笛は駄目。パッシングもしない方が無難
③高速道路では概ね3キロ以内に走行車線に戻らなければ自分も違反となる。
あとは相手が飽きるまで車間を確保して付いて行くしかない。
今月の担当は…
つくばサテライト チームリーダー 清水 克朗
それってドーシテ?「DENのドーシテ?」
あんしん補償サービス
『フィデスあんしん補償サービス』をご存知でしょうか?こちらは弊社が施工した設備にお付けする機械保険であり、従来の工事瑕疵担保責任補償や設置製品補償に加えて、偶発的・突発的な事故による損傷にも対応できる安心の補償サービスです。